圧倒的なパフォーマンスとパワーユニットの信頼性で人気を博す原付二種クラスのTIGRAだが、より高い動力性能で"走りのキレ"を格段に増した150cc版がデビュー。
125cc版で好評だった新開発水冷ユニットのVortex Coolingエンジンをスケールアップし、16psオーバーのパワフルさから圧倒的な加速性能を実現。
専用LCDメーター&リザーバータンク付リヤサスペンションも装備し、まさにこんどのTIGRA150はハンパない！

圧巻の加速力と強靱な足まわりを備え、"大地を力強く駆ける虎"をイメージさせることからTIGRA（ラテン語で虎の意）と名づけられたPGOのハイパフォーマンススクーター。そのTIGRAにとうとう待望の150ccモデルが追加された。
シャープなルックスは空力を考慮した結果で、パワフルで耐久性も高い新開発Vortex Coolingエンジンを搭載。しかも見やすい専用LCDメーター、よりシャープさが増すスモークタイプウインカーレンズ採用、そしてきめ細やか

なセッティングを可能とする無段階調整式リヤサスペンションといった専用装備を惜しげもなく投入。とくにパワーユニットに関してはPGOの本気が感じれられる出来栄えで、従来の水冷エンジンが抱える問題点を 極限まで解消することに成功しているという。
これは独自のマーケティングによる効果が大きく、高出力でありながら静寂で耐久性の高いVortex Coolingエンジンを完成させたことが大きい。
具体的にはワンピース構造シリンダーヘッドを採用するこ

とで、高温での変形が少なく、耐久性も向上。またローラーロッカーアームを採用している点も、摩耗低減&耐久性向上にひと役かっている。
さらに独自のカムプロフィールで吸気&排気バルブの開閉を早め、吸入混合気量を増加させてパワーアップも実現。吸気効率を増大させるため、高混合率を実現するインテークマニホールドも採用。
あわせて燃焼効率の上昇による高温化対策としてNASA合金ピストンを採用するほか、Vortex冷却システム気流旋転特性を利用して冷却液をよりいっそう平均的にシリンダー&シリンダーヘッド各部に供給。シリンダーの熱変化率の最小化を図っている。
このようにハイテクノロジーをふんだんに盛り込んだTIGRA150だが、2012年12月末までは期間限定特別価格となる33万4,950円で提供されるとのこと。
原付二種と変わらないサイズでより高いポテンシャルを秘めた究極の1台に期待は高まる！

■問い合わせ先：ナーベルフォース（048-449-0021）

◎通称名：TIGRA150
◎型式名：RFVAFAFA
◎全長×全幅×全高：
1,865mm×710mm×1,140mm
◎軸距：1,300mm
◎車両重量：128kg
◎乗車定員：2名
◎エンジン種類：
水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
◎総排気量：150.1cm3（cc）
◎内径×行程：57.4mm×57.8mm
◎圧縮比：11.3:1
◎最高出力：

12.0kW［16.3PS］／8,500rpm
◎最大トルク：

14.0Nm［1.43kgf-m］／7,000rpm
◎燃料供給装置形式：FI
◎始動方式：セルフ
◎点火装置形式：TCI／トランジスター式
◎燃料タンク容量：6.8L
◎タイヤサイズ（F／R）：110/70-12／130/70-12
◎ブレーキ形式（F／R）：φ245mm油圧式ディスク／φ220mm油圧式ディスク
◎懸架方式（F／R)：
テレスコピック式／ユニットスイング式（無段階調整式ツイン・ショックアブソーバー）