第1回角目会・活動報告

 

異色のVespaが勢ぞろい!?

角目RUNイベント・角目革命ツーリング

 

ベスパといえば愛らしいルックスを思い浮かべ……と思ったら、ちょっと見慣れない角目モデルばかりのツーリングが行われた。
異端児的に称されることもある角目モデルだが、スポーティさを盛り込まれたものも多く、ツウにとってはそそるモデルの1台なんだとか。
今回はその角目モデルばかりのツーリング提案者でもあるvespa野郎さんから、新春早々の「角目革命ツーリング」なるイベントレポートが届いたぞ。

 

 

写真・文:vespa野郎

 

 

◎角目ばかりが大集結!

Vespaで角目と言えば180ssや150GLなど、台形タイプの角目はそれなりに人気もあると思います。
だけどスクーターディズでも特集されたT5や200GS、それにスモールボディの50specialなどは、Vespaの中でちょと不人気(?)な角目たち。
最近ではジワジワと人気がでてきたのか?
それともマニアックな人が増えたのか?
どういうわけか私のまわりにもずいぶん増えてきました。

そこでLMLに乗っていた人が台湾T5の外装を入手し、移植が仕上がったのを機に「では一度角目乗りで集まりましょう」……なんて軽いノリで企画!
それをネットで告知したところ、ちょっとした盛り上がりをみせたこともあり、今回のツーリングが実現したということです。

当日朝。
私はT5、いっしょにVespaGPに出ている2310くんに私のレーサーを乗ってもらい、大阪から自走して来てくれた200GSを迎えに平塚へ。
無事に合流した3台で集合場所を目指すと、すでに数台集まっていました。

T5系の角目からスモールの角目、そしてApe(昔の日本にも存在したオート3輪的パッケージの乗りものだが、サイズは小さめ。アペと読む)といった角目モデルのベスパがズラリ。
まったくもって異様な光景です(笑)。

途中でパンクしていた180ssも、遅ればせながら集合地点に無事合流。
ベスパの中ではオーソドックスな角目ですが、今回この手の角目はこの1台だけでした。

談笑を済ませた後、RUNがスタート!
2輪といっしょに行動するのは厳しい(動力性能的にも、すり抜け的な機動性でも)ので、Apeは先に出発です。

鎌倉山から細かい路地を抜け、逗子へと向かいます。

パッと見た感じではわかりづらいですが、写っているのはT5やGSなど、みんなストレッチボディです。
いわゆるカスタムでフレーム延長してるとかではなくて、シートを載せる部分(シートも含めて)が通常で長くなっているタイプをストレッチボディといいます。

前も後ろも角目ばかり。ミラーに写る後続のベスパももちろん角目です(笑)。

お昼は逗子の「めしやっちゃん」でいただくことに。
ここは新鮮な海の幸をふんだんに使った、丼ぶりや定食がお勧めの昼飯処。

 

店の前でもやはり並べます(笑)。

その後、七里ケ浜駐車場まで走ってからの解散。

思いつきで開催した角目RUNイベント「角目革命ツーリング」。
第2回は、誰かの角目が仕上がったら開催予定かも?